先日、読書会で読んできました。
この本をざっくりと説明すると、UIデザイナ+エンジニア達がアジャイル開発をリーン・スタートアップの要領でプロダクト開発をすすめるために必要なこと・やることをおおまかにまとめた本、です。 Lean UXというタイトルからするとユーザーエクスペリエンスをリーンを通じてどうデザインするか、ということを想像するかもしれませんが、UXのtipsなどはなく、純粋にリーンの話です。
以下、感想:
すでにリーンスタートアップの本やアジャイルやUIに関する本を読んでいることもあり、すんなりと読めたように思います。
薄い本ですので、具体的な例が少なく、実践するにはおそらく情報が足りません。別途:
などを読むことをオススメします。
本文には、突然MVPやペルソナの話が出てきますので、そのあたりの知識を前提にしているようにも感じました。全体で150ページほどですので、どんな開発スタイルでどう顧客と向きあってプロダクトデザインを進めればよいのかということを知るには丁度良い本だと思います。
組織化された開発では、UIを設計する人、UIのデザインをする人、UIを実装する人、、などがレイヤー分けされていたりします。そういった退屈な開発を壊すために、この本の内容を実践できればいいと思います。