GPS,QZSSロボットカーコンテスト2019へ参加するために調べたこと
最初に調べたこと
- RTKとは何で、何が必要か
- アンテナは何が必要か
わかったこと
- RTKをデバイス側でできるものは高価(3万くらいから)。Neo M8P, F9Pなど。ublox社のデバイスばかりヒットする
- RTKをデバイス側でできなくても、rtklibを利用すればPC側で算出できる。ただし、NMEAの出力では計算できないため、その他のデータを出力できるデバイスは必須。Neo M8Tなど。
- 1周波よりも2周波のほうが有利(複数の周波数帯を利用できる方が有利)
- 価格が高め。
- F9Pなどがある。アンテナも1周波と比較すると高価。
- 今後は2周波が来そう
- rtklibのGUI付きのものはwindows版のみだが、コアとなるrtkrcvはlinuxでもビルドできる
- 基準局は用意せずとも、有志の基準局が公開されているので、10km圏内であれば、比較的安定して利用できる
- M8Tで、かつ、日本で活用できる測位システムはGPS、Beidou、QZSS。
- GPSの人工衛星は数多くあがっているが、それ以上に、Beidouの人工衛星があがっている(中国すごい!)。日本国内であれば常に数十個の衛星が利用できる。
- docomoやsoftbankがRTKの基準局設置を進めている
結果として購入したもの
- M8T(一台)
- GNSSアンテナ(一台)
キーワード
- 基準局
- 移動局
- RTCM3
ノウハウ
- 建物や木などの反射が気になる場合は仰角を調整しておく(例えば30度)
- 地面からの反射を防ぐために、グランドプレーンは必須。最低でも直径10cmはあると良い http://www.denshi.e.kaiyodai.ac.jp/jp/assets/files/pdf/content1/yuasa_m.pdf
- GPSの周波がLTEと干渉する可能性があるので、気をつける https://www.gsi.go.jp/common/000195100.pdf
- BeidouのC02衛星は避けたほうがいいらしい