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ベランダで太陽光発電を試す

Published Jul 4, 2021 by Ato Araki in Make, やってみた at https://blog.artarch.net/posts/photovoltaics/

Table of Contents

  • Lv1. ソーラーパネル単体から電力を取り出す
  • Lv2. ソーラーパネルを並列接続して出力を上げる
  • Lv3. 屋外から屋内へケーブルを引き込む(簡易)
  • 現状まとめ

ベランダで太陽光から電気を取り出す練習

目的:

  • 太陽光から充電し、そこからDC電源を取るためのノウハウを学ぶ
  • 災害対策の一貫

要件:

  • 設置が簡単であること(撤去が簡単であること)

ベランダでかつ簡易的に設置することを想定しているため、台風や強風を想定し、容易にしまえるようにしてみる。

Lv1. ソーラーパネル単体から電力を取り出す

秋月でお手軽なパネルを購入。

太陽電池モジュール 50W SY-M50W-12

  • 最大出力電力(Pmax):50W
  • 開放電圧(Voc) :21.8V

Lv2. ソーラーパネルを並列接続して出力を上げる

ソーラーパネルを並列で接続する場合は、ダイオードで電流の逆流を防ぐようにする。

Amazonだとこういうもので接続するだけという感じですが、自作します。

逆流防止ダイオード

これも秋月で購入。

低電圧ショットキーダイオード 45V10A SBM1045VSS

これを適当なケースに納めました。

コネクタは個人的に運用が容易な XT60 を利用。

XT60H メスオスコネクタプラグ
XT60E-M マウント式オスコネクタ

防水が必要なため、よさそうなケースをさらに導入。

オーム電機 OHM HS-BOX01 [防雨型コンセント]

Lv3. 屋外から屋内へケーブルを引き込む(簡易)

最大100Wと仮定すると、100/20=5(A)程度と想定。以下のケーブルを利用する。 屋外に引くことになるため紫外線の影響がでるが、一時的な設置なため、良しとする。

ELPA VCTF-1205
定格:300V 12A, 5m, 1.25m㎡×2心

太陽光パネルからとったケーブルをエアコンの配管穴を利用して通しておきます。 Jackeryへの接続のため、シガーソケットへ流せるように変換。

現状まとめ

立て掛ける程度なため、太陽の方向を向いていない。

夏場は熱と太陽高度が高いことから、60-70W程度が限界。真冬のよく晴れた日で90W取れていた。 日中は Jackery のポータブル電源へ充電し、iPhoneの充電や、間接照明程度であれば維持できそう。

Jackery ポータブル電源 708
Jackery ポータブル電源 1500

常時設置でなければ以下のパネルがおすすめ

Jackery SolarSaga 100 ソーラーパネル 100W
Jackery SolarSaga 200 ソーラーパネル 200W

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LastModified: 2022-01-14T01:00:00Z

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